パンキーでファンキーな思い出の果て

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高級オフィスチェア Steelcase Series 1(スチールケース シリーズ1)を買ったのでレビューすっぞ

はいどうも。

前回の記事から予告通り、買った椅子のレビューです。

今回は、「買おう!」と思ってから自分としては珍しく1年以上経過してから購入した椅子の記事です。よろしくお願いいたします。

タイトル通りSteelcase(スチールケース)という会社のSeries 1(シリーズ1)という椅子を買ったので早速レビューします。

 

 

Steelcase(スチールケース)とは

jp.steelcase.comアメリカの会社です。1912年創業の老舗で世界的に有名なオフィス家具メーカーだそうです。ただ2022年の3月に日本の公式のオンラインショップがオープンしたそうなので、日本展開はずいぶん最近だったのですね。それまでは別の代理店を通して購入するしかなかったそうです。

なぜこのアメリカの椅子を選んだのか詳しくは後述します。

 

Series 1(シリーズ1)とは

以下公式サイトです。

Steelcase Series 1 エルゴノミック・オフィスチェア - Steelcase Japan – Steelcase (スチールケース) 日本公式オンラインショップ

そのスチールケースの椅子の中でも一番コスパがいい(安いとは言っていない)製品である、シリーズ1

こちらは、どうやらテレワークが世で主流になり始めた頃からじわじわ火が付いた製品らしく、「テレワークの椅子にもオススメ!」みたいな感じのレビューが散見されました。

 

以前座っていた安ゲーミングチェアと比較して

でっか!!!!!!

ちっさ!!!!!!

この安ゲーミングチェアは一つ前の記事でケチョンケチョンにしてます↓

popsense.hatenablog.jp

とりあえず写真

さっそく写真。

これはなんと届いた状態。

そう、今回は公式通販から買ったので他のサイトだとどうなるかわかりませんが、「完成品」で配送されてきました。

組み立てる手間がゼロなのはありがたいですね。

反面、玄関や部屋のドアに入るのか?というのは事前に大きさを確認しておいたほうが良いです。

ちなみにヤマトのお兄さんが二人がかりで箱を運んできたのですが・・・

デカい!!!!(中身を取り出して横に倒された段ボール)(デカすぎて見切れてる)

デカすぎるので玄関先で段ボール箱を解体してもらい、中身だけ玄関に上げてもらいました(写真取るために手を煩わせるのもアレなのでこっそり撮った写真がこれだけです)

ちなみに椅子単体の重さは16.3kgだそうで、十分一人で階段を上がって2階まで運べるレベルでした。前のゲーミングチェアは20kg+段ボール箱だったので苦労しました。。

写真の続き。

シンプルな説明書です。

操作方法とか載ってます。

 

各種機能紹介

ランバーサポート

後ろから。背面の一番下にあるのはランバーサポートですね。こいつがいい感じに腰を支えてくれます。

こんな感じで上下に移動できます。あんま可動域は広くないですがまぁこんなもん。

そのランバーサポートの上にある細い線ですが、こいつは見た目よりけっこう柔らかく、背中に合わせてぐにゃんと曲がってくれるので全然硬さを感じないです。

 

肘掛け

これはフラットな状態。これを動かすと・・・

こうなったり

こうなったりします。前後左右、そして上下に動く4Dアームレストです。低価格帯の製品でもこのレベルの肘掛けがついているのは流石ですSteelcaseさん。

前後左右は力こそいりますがストッパーがなく割と簡単に動いちゃいますので、立った時に腕とか足がぶつかって少し位置がズレてしまうのが欠点でしょうか。

上下移動はこの肘掛けの裏にボタンがあるのでそれを押しながら上下にするタイプなので問題ないです。

ちなみに肘掛けの素材ですが、ツルツルというよりはほんの少しザラっとしている感じで、少し押し込むと凹むぐらいのほどよい硬さです。肘を預けていて不快にはなりません。

 

座面が前後に動く

座面の裏側に黒い出っ張りがあるのがわかるでしょうか。写真真ん中下あたり。これを外側に引っ張りながら座面をスライドさせると・・・

ご覧のように動きます。

これがけっこう動くので座った感覚が結構変わります。

 

座面の高さ調整とロッキング機能

はい、気になっている人も多いかもしれないですが(?)、高さ調整はクッソ簡単です。

写真奥の赤い矢印で調整します。

このパーツを上下いずれかに倒しながら立ったり座ったりすると高さ調整できます。これがマジで簡単。上下どっちでもいい構造すごいな。

ロッキング機能はめちゃくちゃシンプルで、青い矢印のように回すことで調整可能な以下の3段階です。

  • 1.固定
  • 2.抵抗あり
  • 3.抵抗なし

たったこれだけです。

どういうことかというと、1は文字通り背面が固定されます。

2は少し気持ち強めに背中に体重を預けると椅子が傾きます。

3はもう本当に軽く背中に体重を預けるだけで簡単に椅子が傾きます。

なので、固定orフル傾きの実質2種類ですね。自分はだいたい2の抵抗ありで過ごしていて、仕事で集中したい時だけ姿勢を正すために1にしたりしています。

勘の鋭い方はお気づきかもしれませんが、

そう、こいつは「任意の傾きでロックする機能」が存在しません。

コクヨのデュオラを例にすると

チェアー/Duora2 デュオラ2|KOKUYO Workstyle Shop

上記で言うと固定、6°、13°、20°の段階でレバーを操作すればそこの傾きで固定できます。加えてもちろん、固定~20°の中で自由に動かすことも可能です。

スチールケースの他のモデルでもこの"リクライニング角度固定"ができないようで、どうやら理念なのでしょうか。まぁ自分はさほど気にならなかった(自由にリクライニング出来ればそれでよかった)ので、そこを重視する方はご注意を。

 

ヘッドレストは別付けです

こんな感じで購入時に選択できます。なので以下のように

別の箱になっております。

これを付属の専用ドライバーでネジをちょいといじってつけて・・・

こうなりました。

裏側。

高さの調整も出来ます。角度は固定ですね。まぁ仕事集中したりこんな感じでブログを真剣に書いている時はヘッドレストに頼らないので問題ないです。

リクライニング倒してリラックスする時のみ頼るのでなんだかんだここの機能は最低限でいいことに気づきました。

 

実際座ってみてどうなの

昨日届いて今日丸1日テレワークしてた感想はなんとですね・・・

ケツが痛いです。

え?失敗したの?と思われるかもしれないですが、ケツが痛いというのは「明らかに間違った姿勢で座っている時」です。

つまり猫背ですね。椅子に浅く腰掛けて背中の一部のみ背面に体を預ける形で作業(従来の自分)してると・・・マッハでケツが痛くなります。

なので、椅子に深く腰掛けて肩甲骨から腰のあたりまで背面をガッシリ密着させるようにしてキーボード叩いてると・・・ケツの痛みが緩和されます。

そして結果的に姿勢がよくなり、腰がマジで痛くなりません。すごい。以前のゲーミングチェアだと夕方には割と腰痛くなってましたからね。

これはかなり感動しました。そういう風に出来ているのかたまたまなのか・・・。

慣れる頃には普段の姿勢も良くなっていることを祈ります。

ただまぁ、以前のゲーミングチェアよりクッションの反発が強いのは事実で、ケツがまだ慣れていないせいなのか痛いっちゃ痛いです。試座した時は流石に数時間同じ姿勢は無茶ですからね。たまに仕事中休憩すれば良いのです。

シリーズ1、他のゲーミングチェアはもちろんオフィスチェアの中でも比較的小さめの見た目をしておりますが、しっかりとフィットしてくれます。当方身長169cmです。

 

弱点?

前回の記事の最後の方に「肘掛けと背もたれ一体型なのがどう出るか」と書きました。

ご覧のように赤丸で囲うとわかりやすいのですが、背もたれを倒すと同時にこの肘掛けも倒れるようになっております。

他のオフィスチェアではまず見ない仕様なので当初はう~むとなりましたが、結果気になりませんでした。肘掛けって基本的にテーブルの高さと平行にするのが普通なので、肘掛けがテーブルの下に潜り込んでリクライニングする時にぶつかってグワアアアアンってなるような事故は基本なさそうです。

 

どこで試座できたの?

こちらです。

www.idc-otsuka.jp大塚家具の新宿ショールームです。

スチールケースの主力製品は全てあり、オカムラコンテッサセコンダやシルフィー、ハーマンミラーエルゴヒューマン、一部モデルですがイトーキも置いてあります。

しかも予約がいらず土日もやってます!!!なので混雑してない限り座りたい放題です。

自分はたまたま別件と被った平日休みのお昼頃に行ってきまして、フロア独占状態でした。そして店員が接客してきたりもしませんでした。神か?

色々座ってみて、予算の都合がつけばスチールケースのシリーズ2やリープの方が色々機能面で有利だったのでそっちが欲しかったのですが、そこは仕方なし。シリーズ1を使い倒すとしましょう。

 

お得な情報

最後に値段の話を。

こちら公式サイトの定価だとヘッドレスト付きで¥89,980。欲しい機能全部ついてたのでギリギリOKとなる価格でしたが、自分が強く購入を決意した理由が・・・

なんかシリーズ1調べようとして公式サイト開いたら全品20%オフセールやってたからです。

スチールケースさんがVALORANT Champions Tour 2024: Pacificの公式パートナーだからだそうで、その期間中20%オフとのこと。すげぇ。

そして・・・

ご覧のようにチェックアウト時にクーポンを適用すると・・・

なんと驚愕の¥71,984に。ヘッドレスト付きでこのレベルのオフィスチェアは流石に国内3大メーカーは太刀打ちできません。もはや止まる理由がありませんでした。

 

最後に

ちなみに上記の20%オフより更に凄いセールが今現在開催されています(血涙)

jp.steelcase.comマジか・・・まぁ早急に椅子欲しかったからいいか・・・

というわけで、とんでもない壊れ方しない限りは10年ぐらい付き合いっていけそうなオフィスチェアを購入できました。

しかも公式通販から買うとなんと驚きの12年保証。正気か?

Steelcaseオンラインストアライフタイム保証

チェア:
ライフタイム保証:フレーム、シートシェル、アウターバック、肘掛けフレーム構造、ベース、フットリング
12年保証:機械機構、空気圧シリンダー/ガスリフト、肘掛けキャップ、フォーム素材、キャスターおよびグライド

仕上げ・張り地:
12年保証: ラミネート、ベニヤ板、および固体面、全ての標準張地

すごいな。それだけ自信をもった製品ということでしょう。

1年ぐらい使ったらまた良し悪しに関わらずレビューしたいですね。

皆さんも良い椅子でよいワークスタイルを。それではまた。