パンキーでファンキーな思い出の果て

思いついたら更新するだけのただの日記代わりの何か。

今年27歳になるオタクがコードギアスを今更見て頭を抱えた。

タイトルの通りですね。

 

そもそもアニメ作品をここ2年ぐらいリアルタイムでも見てなかった上に、旧作品を見るなんて、ゲオ行って劇場版コナンを見返すぐらいのことしかしてなかったんですよ。

 

そんなもうオタク?と言われる自分が、わざわざDアニに登録して、コードギアス 反逆のルルーシュ R2含む全50話を見るきっかけになったのは

 

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(C)SUNRISE/PROJECT GEASS (C)Sammy

このパチスロ コードギアス 反逆のルルーシュR2 C.C.ver』のせいなんですよね。

 

まぁこの台の素晴らしさはおいておいて、そんなスロットからハマったついでにアニメコードギアスを見たらとんでもなく感情を揺さぶられた話を珍しくブログにしようかと思います。

いやもうなんと言いますかねぇ

 

流行るわ、これ。

 

って感じでしたね。シンプルに言うと。そりゃ周りのオタクほぼみんな見てるわ・・・

1期放送当時が2006年、2期放送当時が2008年、バリバリの中学生ですね。

こんなん絶対厨二病なるやつやん・・・確かクラスで仲良かったオタ友達が一人だけ見てたな・・・自分は、アニメ?って感じだったけど。

 

自分自身、なんでじゃあギアス見てなかったのって、自分がアニメ見始めたの、高校2年生(2010年)なんですよね。当時リアルタイムといえば、Angel Beats!とか、バカテスとか、デュラララ、俺妹、学園黙示録HOTDなど。

まぁ他の人?に比べていささか遅いなと。まぁそんな感じで、ギアスは存在と曲しか知らなかったんですよ。

んでまぁスロットで上記の台に出会い、ハマり、そろそろアニメ見るかなーと軽い気持ちで見始めたら

 

流石に50話のアニメを社会人にして6日間で完走出来るとは思わなかったなぁ・・・

 

いやもうね、切りどころがなくて、どんどん展開進んでいくし、「え?ここで終わるの???え??」ってのばっかりで、めっちゃ睡眠時間削って見進めていって。

流石にツイッターに書くだけじゃ足りなかったので、少しブログにしておきたいと思い駄文を書く決意をしました。

 

色々まとめると

・曲が死ぬほど良い

・キャラが同士の絡みが本当に好き

・徹底的にルルーシュとスザクを対象的に描写している

・え?この人死ぬんですか?

・幕引きの圧倒的な美しさ

 

あたりを語っていこうかなと。

 

・曲が死ぬほど良い

FLOWはもちろん好きで、COLORSもWORLD ENDも昔から聴いていました。しかし、やはり映像がついて、歌詞を噛み締めながら聴くと、めちゃくちゃいいっすね・・・(オタク)

COLORSのサビ入る度にランスロットが発進するところが思い浮かぶし、WORLD ENDのサビ入る度にナイトメアフレームが次々描写されるとこが思い浮かぶし・・・

アニソンはアニメあってこそなんだと改めて思いましたね。

あとですね、スロットでモザイクカケラ聴きながらおぼろげにいい曲だなぁと思う程度だったんですけど、『STAGE 13 シャーリー と 銃口』のモザイクカケラに変わった初回のEDへの入り方がもう、良すぎて・・・。シャーリーがゼロに向けて銃口を構えて、「あたしが、お父さんの敵を・・・!」って言ったらゼロの仮面が剥がれ落ちてその中にはルルーシュが・・・→モザイク カケラ ひとつ・・・

良い。

シンプルに鳥肌でしたねここは。

 

・キャラ同士の絡みが本当に好き

ルルーシュに対するシャーリーの思いは本物だし、カレンの「学生ルルーシュへの気持ち」「ゼロとしてのルルーシュに対する気持ち」「皇帝ルルーシュに対する気持ち」の変化や複雑な思いなど色々あるんですけど、その中でも以下のエピソードを。

リヴァルが『STAGE 6 奪われた 仮面』で「なぁ、俺たち生徒会が捕まえても、報酬はもらえるんだよなぁ。」とミレイ会長に問い掛けて、一瞬カメラアングルがミレイの口元に移ってから「キスのこと?当然!」と返したあとのリヴァルの「そっか。」

 

は~~~~~~~~~~~~~~~好き

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(C)SUNRISE/PROJECT GEASS

↑このシーン

 

リヴァルとしては、会長のことは本気で好きなんだろうけど、会長にはいつでも冗談で取られてしまうだろうから、こういう機会を逃す手はないという「そっか。」なんだよな~と思うとマジで悶える・・・

 

それとR2の『TURN 12 ラブ アタック!』のキューピッドの日イベントで、結局ルルーシュの風船はシャーリーの元へ行き、イベントが一段落ついた時のミレイの「勝負ありか...。」の独り言に対して咲世子さんが「でも、少しは本気だったのでは。」

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(C)SUNRISE/PROJECT GEASS

そして一瞬間を開けてからの「うん、ほんのちょっと...ね。」

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 (C)SUNRISE/PROJECT GEASS

はぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~(クソデカ溜息)

 

家のこともあって、中々自由な恋愛もできず、ロイドとのお見合いからの婚約も断りきれずにいて、でも心のどこかにルルーシュに対する思いはもっていて、それが今完全に断ち切られたことがわかるこのシーンですよ。死ぬわ。

言うまでもなく自分の中でミレイが一番好きなキャラになる瞬間ですよここはぁ。。。

後は『TURN24 ダモクレス の 空』で、シュナイゼルに狙撃されてベッドに横たわり、「結局、兄様は私を殺せなかった...」と語るコーネリアの側には一人の男性が。そこにいたのは、フレイヤの爆発に巻き込まれて死んでいたと思っていたギルフォードだった。

「姫様...」

「まだ、私をそのように呼んでくれるのか...」

ここめちゃくちゃ泣いた。

何話か前に、あああギルフォード死んだ...あああ...と完全に絶望していたので、うおおおおおおお生きてたあああああああと興奮したと同時に、コーネリアの騎士としてのこの二人の絆の高さが表れていて、もう涙腺ぐっちゃぐちゃでしたよ。終盤で一番泣いたシーンだと思う。

 

・徹底的にルルーシュとスザクを対象的に描写している

ここは本当にね、全部通してそう感じた。

ルルーシュが悪の主人公とすればスザクは正義の主人公。

とんでもない悪役ヅラして知略をつくし相手をハメるルルーシュと、皆のためにめちゃくちゃかっこよくランスロットを出撃させるスザク。どっちが本当の主人公ですか??というレベルだった。デ○ノートに近いな、ここまでの悪役主人公。

どっちに感情移入するか、というのもおそらく当時見ていたキッズなどしたら様々意見はあると思うし、ルルーシュもスザクも、考えは変わっても心の奥底にある信念というものは曲げずに物語を完走した、ような気がする。

 

・え?この人死ぬんですか?

いや驚いた。うん。スロットで、「あールルーシュがパパ殺したんだなー」とか「うわーナナリーの目が開いたー」とか「なんかよくわからんけどスザクがルルーシュ殺したらしい」割と重要事項をボーナス引いたりするだけでネタバレくらってたんだけど

 

流石にシャーリー死ぬのは聞いてなかったよ・・・

 

いや~ギアスの力でなんとかなるでしょ~と思ったら、え?死ぬの?え?は???

とちょっと次の話見るまで数分間フリーズしてましたね...ここは泣くこともできなかった。

シャーリーに関して言うと、『STAGE14 ギアス 対 ギアス』のラストシーンで、ルルーシュがギアスでシャーリーの自分に関する記憶を消したところも死ぬっっっっっっっっっっっほど心に刺さったし、記憶を消されてなお、またルルーシュを好きになってるっていう(パパのギアスのせいで、ルルーシュのこと忘れたギアスが上書きされたのかと思ったら違うっぽい)、とんでもなくこれだけで映画一本書けるレベルの感動路線があったりね。だからこそ死ぬ間際のあのルルーシュとの会話でもそこが描写されて・・・

筆者は今挿入歌「Masquerade」を聴くとまだあの辺がフラッシュバックしてきてゲロ吐きそうになっています。。。

 

・幕引きの圧倒的な美しさ

 

残り数話にしてブリタニア皇帝になってどうやって風呂敷畳むんだよ・・・と思ってたんですよ。あれだけいがみ合ってたスザクもなんか仲間になってるし。

なるほど「全ての悪意を自分に向けて、そこをゼロという偶像に殺させる」というのは予想つかんかったなぁ・・・。

スザクも、当然自分がそこまで結末を作るってわかっていてルルーシュに手を貸したというのもあるだろうし、もちろん「自分も罪を被る」って納得した上でのあの結末なんだろうなと。

ゼロとしてルルーシュを手にかけたスザクはもう、人としての喜びすら享受できず、人並みの幸せすら世界に捧げるというあまりも残酷な道を選ぶことになった。

何が熱いってスザクが「そのギアス、確かに受け取った・・・!」って泣きながら応えているとこがね、もう。

 

いやぁ、語った。久々に語り尽くした。ツイッターコードギアス観てる~観終わった~って感想上げるたびにめちゃくちゃ反応来るからつい熱が。

もっと書きたいことたくさんあるなぁ

・カレンとルルーシュとの絡みに対してめちゃくちゃここがヤバいとか

・C.C.は本当はルルーシュのことをどう思いこれまで行動してきたんだろうとか

・作中唯一幸せになってるカップルが扇×ヴィレッタとかちょっとニヤニヤさせるのもいい加減にしろや!!!!とか

シュナイゼルは腹黒!絶対そのうちキャラ豹変させる!とか思ってたらキャラ崩壊させずに腹黒を貫き通す畜生だったとか

・ジェレミア卿かっこよすぎるけど、最後のアーニャとミカン狩りしてるのはジノかと思ったらお前かよ!!とか

・ジノ、声もいいしイケメンだしトリスタンかっこいいのにちょっと出番薄かったなぁ・・・とか

・ナナリーにだけは嘘をつけない、と言っていたルルーシュが最後にギアスをかけた相手がナナリーというこの対比はよく出来ているなぁとか

 

あるなぁ・・・

ひとまず言えることはですね、逆に学生のことコードギアス見てなくてよかったのかなと。こうやってじっくり振り返って分析したりできるというのもあるし、学生の自分にこんな影響力あるアニメ見てたらもう痛い子になってたよね・・・

 

文句無しで一番好きなアニメとなりました。コードギアス 反逆のルルーシュは。熱があるうちに総集編~復活もせっかくだし見ようかな。あと暇があったらアキトも。

 

長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。